Copyright Ⓒ NTT DATA Corporation
TOPInterview 03 営業職
デジタルプラットフォーム事業部 タックス領域 営業職 課長代理
福田 真太郎 2022年入社
前職では、ある政令指定都市の市役所で勤務していました。人事異動で税金の部署に配属され、そこで「税金って面白いな」と感じました。 税金が面白いというと、少し変に思われるかもしれませんね。
どういうことかと言いますと、税金は社会福祉や道路整備、ごみ処理など、社会生活を営む上で必要不可欠なものでありながら、一方で制度や仕組みは非常に複雑で、多くの課題があります。 これらの課題に取り組むことは、社会をより良くしていくということに繋がると考えた時、「それは面白い!」と思ったのです。
私が税金の部署で働いていた時に最も大きな課題だと感じたことは「手続きが面倒くさい」ということです。 役所の窓口には、老若男女、様々な方が訪れますが、ご高齢の方や初めて申告をする方から「どこから何を集めて、どう手続きをすればいいのか分からない」「そもそも私は何をしたらいいのか…」と困惑することも少なくありません。
また、一年間、国の某省庁へ出向して働いた経験も、転職を考えたきっかけの一つです。 法改正について国会議員をはじめ様々なステークホルダーと話し合う中で、多くの解決すべき課題があることを知りました。
実際に困っている人々を目の当たりにし、また省庁で制度的な側面から税金の問題を見たことで、今の制度を変えるだけでは真の課題が解決できないと痛感しました。
現在、収入や経費などの情報がバラバラで、手続きが複雑になることが多いです。これらの情報をITの力で一元的に管理できれば手続きがもっと楽になる、さらに、集まった情報を活用できればタイムリーな福祉制度の提供に繋がるのではないかと思いました。
そこで、「税金×ITで世の中を変えたい」という強い想いを持つようになりました。この想いを実現するためにはe-Taxが中心となります。そして、e-Taxを扱っているのはNTTデータだということで、NTTデータ一択で転職を決めました。
面接では、私のやりたいことや想いをそのまま伝えました。 市役所や省庁で働いていた経験から実現したいこと、変えていきたいこと、そのために必要なことのビジョンが明確にあったので、面接というよりディスカッションのような雰囲気で、「課題を解決するためには、こうしたらどうでしょうか?」と将来像を語る時間になりました。
入社後は、顧客営業の担当に配属されました。面接で語った“自分がやりたいこと”とのギャップはありませんでしたね。
社内には手厚いサポート体制があり、入社後の不安や困ったことはありませんでした。先輩や直属の上司はもちろん、もっと上のレイヤーの方々まで1対1で話をする時間を取ってくれ、フォローしてくれました。 今思うと、私が不安になる前に先回りして解決してくれていたのかもしれません。
ただ、私が入った当初は、これから中途採用を増やしていこうという段階でしたので、研修という形でのサポートはあまりありませんでした。しかし、今は中途採用の社員も増えて、研修も充実してきたので、私が入った頃よりもさらにサポートが手厚くなっていると感じています。
職場はアットホームな雰囲気ですね。年齢層も近くて、隔たりを感じることはありません。 現在では週の半分以上がテレワークですが、Teamsなどを使ってお互いをフォローする文化が根付いています。
お客様との向き合い方や社内のルールなど、分からないことがあれば、誰に聞いても必ず答えてくれます。そのレスポンスも非常に早いです。
皆で出社日を合わせてコワーキングスペースで会話をすることもあります。 仕事の話はもちろん、「最近どう?」というフランクな会話から始まり、家族の話や趣味のことまで、いろいろな話をします。
お互いのことを共有しているので、子育てや介護のために仕事を休む際なども、快く送り出してくれ、サポートし合える関係が築かれています。 こうした理解があることは本当に有り難いですね。
もしかしたら、「社会問題を解決したい」という強い意識を持っている人達が集まっているので、困っている人を見過ごせないという性格があるのかもしれません。国民の皆様だけでなく、職場の同僚に対してもスタンスは変わらないということですね。
公務員から転職して感じるのは、自分の今までの経歴があったからこそ、お客様に貢献できているということです。
私は公的機関であるお客様の内部構造が分かっていて、かつ現場で実際にシステムを使う利用者の方々が困っている様子を間近で見てきました。 だからこそ、どうすれば困っていることを解決できるのかが、鮮明にイメージできるのです。
同僚と話をしていても、行政の現場だと当たり前だと思っていることが、実は当たり前ではないと気付かされることがあります。 現場で働いていた自分だからこそできることがあって、その経験をよりよい提案に繋げていく。それが自分に求められていることだと感じています。
また、当社に転職してきてから、課題を捉える視座が上がったと感じています。 様々な方と話をしていると、NTTデータがどうするかということよりも、日本全体、社会全体、人間はどうしていくのがいいのか?という視点で物事を考えているのです。そうした環境の中で、自然と私もそのような視点から様々な事象を捉えるようになりました。
私は中期経営計画にも入っている「つなぐ」というキーワードを今後も大事にしていきたいと思っています。 NTTデータは技術力も高く、社会からの信用も厚い総合力のある会社だと実感しています。サステナブルな社会の実現のため、業界を超えた様々な企業やシステムを繋ぐ、その黒子として中立的な立場でお客様や社会を巻き込んでいける立場だと思っています。
社会課題というものは、一つ解決してもまた新しい課題が生まれてきます。 解決するための力も大事ですが、解決しようというエネルギーを持ち続けられることがとても大事になってきます。 そういうエネルギーを持っている人、継続的に持ち続けられる人と仕事をしたいと思っています。
社会課題を解決するということが、会社の方針でもあります。強い想いを持っている人と熱く語り合いたいです。
現状ではITのスキルがないとしても、NTTデータにはスキルを習得するための制度もあり、サポートしてくれる人も揃っています。
もちろん、自分から学ぼうとしなければそれらを有効に活かすことはできません。しかし、自分から掴みにいこうと思えばいくらでも成長することができると思います。
私自身、公務員という全く違う畑から転職してきましたが、多くのサポートを得ながら知識やスキルを学び、「税金×ITで世の中を変える」という転職時から変わらない目標を追いかけています。
異業種からの転職には勇気が必要だと思います。それでも私が言えることは、「やる気があったら、踏み出してみよう!」ということです。 もし迷っているのなら、是非一歩踏み出してやってみてください。
自分なりの意見や新しい視点を持って、より良い社会の実現に向けてお客様と一緒に考え、今までにないものを作っていく。簡単なことではないかもしれませんが、一緒にそんな挑戦ができる人と働けることを心から願っています。
学びの機会も多く ライフワークバランスの 実現が叶う職場
トランスポート・ロジスティクス領域
開発職 上畑 玲奈
成長にフォーカスし 熱意が評価される 日本の未来を支える仕事
アカウンティング領域
開発職 伊澤 友輔